「大体」で楽しむ鉄道模型

肩ひじ張らない鉄道模型ライフを標榜するブログ。 中古・ジャンクNゲージの整備備忘録、たまの新製品レビュー、それらの走行動画など、すべてが「大体」です。「大体」な感じでご覧ください。

■中古整備■KATO(ROUND HOUSE) 10-908 167系 田町アコモ色タイプ 4両セット

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1年くらい前にヤフオクで入手した、ラウンドハウスの167系田町アコモ車セットです。KATOの旧製品165系の色変えモデルですね。

二千円ちょっとで落札して、送料入れても三千円でお釣りがきたと思います。人気の無いモデルとはいえ、ずいぶんお安く入手しました。

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人気の無い最大の理由はこれでしょう。基本的に165系の色を変えただけなので、167系の誰が見てもわかる特徴「特急列車と同じ狭幅なドア」が再現されていません。

まぁ、KATOもそれは分かり切ってるから「タイプ」で出してますからね、買う人も割り切らないとダメですね。

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今さらですが、167系は165系をベースに製造された修学旅行用電車です。

乗降頻度の少なさから狭幅ドアが採用された以外はあまり165系との大きな違いは無いようです。

当初はカナリアイエローとライトスカーレットの修学旅行色でしたが、1978年の車両塗装規定の改定後は順次湘南色に変更され、修学旅行のほかにも波動用として多く使われたようです。

後年、アコモデーション改善とともに塗色が変更になった田町電車区の167系が今回紹介する模型のもとです。

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167系田町車は廃車が迫った平成15(2003)年の元日に乗ったことがあります。多客期に「ムーンライトながら」の補完で品川〜大垣間を走っていた9375M「臨時大垣夜行」です。「ながら」の後に出ながら途中で追い越して、大垣には「ながら」より先に着いてしまうアツイ奴です。

写真は一夜明けた1月2日の早朝の大垣駅にて撮影した東京方のクハ167です。まだカメラをはじめる前で、借り物のコンパクトデジカメで撮ったブレブレの写真でお恥ずかしい限りですが、今となってはこれでも私の良い思い出です。車番は控えて無いので不明ですが、丸形前照灯なのでWiki情報からするとクハ167-3,6,12,16のいずれかでしょう。

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2編成併結の8両編成…だったかな?

大垣方の編成の先頭は田町唯一の165系、クハ165-3です。ということはH11編成ですね。

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当時深い知識があったわけでも狙っていたわけでもないですが、これだけ車番をおさえています笑

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これは前夜の品川駅で撮影した連結部。左はH11編成の東京方なのでクハ167-1ですね。おぉ、トップナンバー(^^)

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相変わらずブレてますが、167系のドアはこの幅です。

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大垣で撮影したアコモ改善車の車内。リクライニングシートになっていて快適そうです。普通に考えたら迷わずこちらに座るところですが…

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往年の急行列車そのままの湘南色ボックスシートの編成があったらそちらに吸い寄せられるのがテツの性。ツライ一夜を過ごすハメになるのがわかってるのに…

発車する頃にはデッキ・客室通路まで人でビッシリ埋め尽くされましたので、国鉄全盛期の座席夜行の雰囲気満点といったところでした。

さぁ、模型に戻りましょう。

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模型は165系の色変えなので、座席パーツもボックスシートのままです。ここも実車とは違うところですね。

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前面Hゴムは黒で、乗務員室の上に列車無線アンテナがついています。

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車番はクハ167-11、モハ166-6、モハ167-6、クハ167-12で、H16編成のナンバーです。

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箱裏とWikiでクハ167-11と12の位置が逆になってますね。わたしが撮影したへっぽこ写真から編成の向きを考えると、Wikiが正しそうです。

さて、入手した品ですが、車輪はピカピカなんですがどうにもライトがチラチラして走りもいまいちスムーズではありません。手入れしましょう。

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犯人は台車集電板だと予想していますので、台車をばらします。これはトレーラー台車。

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動力台車は印のツメをはずすと…

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下側のカバーが取れてバラすことができます。歯車の軸部分に少量のユニクリーンオイルをさしました。

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バラした集電板はサンポールに30分くらい漬けてからよく水洗いし、仕上げに接点回復スプレーをかけて磨きます。

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軸受けの凹部の汚れが一番悪さをするので念入りに磨きます。上の写真左側の凹部が磨く前、右側が磨いた後です。かなり汚れてましたね。

磨き終わって組み戻したところ走りは改善されましたが、片方のクハがまだチラつくのでボディをバラします。

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まず床板をはずします。印の部分が床板をとめている座席パーツのツメです。

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上の写真奥側のライトユニットの足が引っ込んじゃってますね。これが接触不良の原因でしょう。ピンセットで起こしておきます。

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床板を戻すには座席パーツを押して床板にツメをひっかけなければなりませんが、屋根がついていると不可能です。貫通扉の窓から竹串を入れて屋根を押し上げました。うまくやらないと貫通扉にこじったあとがつきます。やれやれ。

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前後進ともしっかり点灯するようになりました。これにて整備完了です。

それでは、走行動画をどうぞ。

https://youtu.be/422FeSTvyuU

【走行模型】

KATO(ROUND HOUSE) 10-908 167系 田町アコモ色タイプ 4両セット


【走行模型の私的五段階評価】

★…1ポイント ☆…0.5ポイント


※★3つが標準です。加減点をする場合は総評で理由に言及しています。あくまで個人の感想です。


外観の細密さ★★☆

走行の安定性★★★☆

走行の静粛性★★★

取扱の容易さ★★★★

溢れ出る魅力★★★


総合評価:★★★


造作は良いのですがタイプモデルですので外観をややマイナスとします。

低速も効きますし走りはいいですね。

頑丈ですので取り扱いは楽ですよ。

 

今日も大体のところで楽しめました。

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